11月3日 『淡海ヨシ移植ボランティア』に参加しました。
2024.11.04
11月3日、野洲の『菖蒲(あやめ)漁港』にあるヨシ保全場で開催された『淡海ヨシ移植ボランティア』に社員とそのご家族17人で参加しました。
ヨシの保全が大切なのはみなさんご存知だと思いますが
(1)びわ湖の水質浄化を行う(根が水質浄化に役立つバクテリアの繁殖地となる)
(2)湖岸を護り、砂の流出を防ぐ(浸食の防止)
(3)小魚や昆虫、鳥、小動物のゆりかごとなり様々な生き物を育む
(4)それらを食料とする大きな魚、哺乳類、鳥類など生態系を維持する
という役割を持っています。
現在びわ湖の水質悪化、砂浜の減少が顕著になっています。また湖魚の漁獲量も減少傾向にあり、これらすべてがヨシ減少が直接の原因であるかはわかりませんが、琵琶湖の漁師さんは危機感を持って保全活動に取り組まれておられました。
ヨシ保全の年間スケジュールは
① 6月に苗木の親となる親木を採取
② 育苗場での浸漬(発芽)
③ 7月に苗木ポット作成
④ 育成場での育成
⑤ 11月にヨシ苗の移植
⑥ 2~3月 ヨシ刈り
であり、今回は⑤のヨシ苗移植を体験してきました。
次は⑥ ヨシ刈り で刈取ったヨシを利用することとヨシ場に火入れをして他の雑草の種子を焼いたり、ヨシの病気のもとを焼ききったりします。
次の活動が楽しみです。